『人はいつも、それぞれの光を探し求める、 長い旅の途中なのだ。』 星野道夫さんの言葉。 『人はいつも、それぞれの光を探し求める、長い旅の途中なのだ。 あらゆるものが、どこかで繋がっているのさ。 これからどんな旅が待っているのか、 自分自身にも分かりません。 が、どれだけ長い時間をひとつの土地で過ごそうと、 まだ全ては見てないという 心の白地図だけは いつまでも持ち続けたいものです。』 ********************************* きっと、いつになっても何かを探し続けてるんだろうな。 いつもいつも何か違う、 どこだろうどこだろうって 探し続けてるんだろうな。 自分自身であったり、その自分から生まれてきた作品であったり。 ********************************* 『空間の広がり。 アラスカを旅していると、いつもそのことを感じる。 こんな風景の中で風に吹かれていると、 人の一生には、自然という もうひとつの現実があるということを改めて教えてくれる。 広がりにうちのめされ、 自分の一生の短さを知り、 なぜかわけの分からぬ元気が湧いてくる。 それはとにかくやってみようという、 説明のつかない力のようなものだ。 大切なことは、出発することだった。 』 ********************************* 辿りつかないことは、『怖いこと』ではないのかもしれない。 『人はいつも、それぞれの光を探し求める、長い旅の途中なのだ。』 辿りつかないのではなく、辿り着いてもまた何かを探して、 いつになっても、 いくつになっても、 早すぎることも、 遅すぎることもなく。 出発すること。 迷った時こそ、自分の信念を信じて。 迷った時こそ、 自分が一番大切にしたいという想いを信じて。 ********************************* 『世界とは無限の広がりをもった抽象的な言葉だったのに、 現実の感覚でとらえられてしまう不安です。 地球とか人類という壮大な概念が、 有限なものに感じてしまう どうしていいかわからない淋しさに似ています。 人の暮らしは変わってゆく。 それが何かを失ってゆくにせよ、 私たちが望む豊かさに向かって動いている。 犬ゾリがスノーモービルに変わったのは 人がその豊かさを選んだのだ。 ただ、豊かさとは、 いつもあるパラドックスを内包しているだけなのだろう。 昔はよかったというノスタルジアからは 何も生まれてこない。 それなら物語はどうなのだろう。 物語とは、現実の力をもちえない、 ただのノスタルジアだろうか。』 ********************************* 変わってゆく中で 進んでゆく中で 失いたくないものがある。 忘れたくない思いがある。 ただそれを、 現実と向き合った時に、 難しいと思い、 どちらを選ぶかは、自分自身だけど, 『現実』という言葉に負けないでいてほしいと思う。 何をしたいのか、 何を望んでいるのか。 何を選ぶか。 そして、 忘れずにいたいものと、 新しいことを始めてみること。 一端、深呼吸をして、空なんか見て、 すこしゆっくりゆっくり考えてみよう。
by kasumi231art
| 2009-03-04 01:32
| 日々のこと。
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