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  かえろう、一度。 あの場所へ




かえろう、一度。 あの場所へ











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人は、ひとはいつも、それぞれの光を探す旅に出てるんだろうな。

星野さんも言ってたように。





その旅に始まりの場所があって、終わる場所があるのなら、

それはきっと、同じ場所なんだろう。



歩き始めて、人は旅で得たものを心に刻み、

そしてまた、旅の始まりの場所へ戻ってくる。



それを何度も何度も、繰り返すんだろうな。











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戻ろう、一度、あの場所へ。








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帰る場所は、いつも同じところ。






そこは、とても穏やかな場所。








海が見えるところで、草原が広がってる。

柔らかな風が吹いて、

大きな桜の木が立っているんだ。


そして、その桜の木の下には、たくさんの桜の花びらが落ちていて、


その花びらを拾うんだ。



小鳥も鳴いている。

オオルリの声も聴こえてきて、オオルリを探すんだ。




そして、その草原に寝っころがって、空を見上げる。


ゆったりと雲が流れる葵い空や、


数千の星がある星空を。














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私がいつも戻る、心に広がる風景はそんな場所。


それは本当に見たいくつかの風景を重なり合わせて


心で作り上げた心の風景の場所。




でも、そこから旅を始めて、歩き始めて、




そしてその旅の終わりはいつもそこに戻ってくる。









星野さんの言葉で、こんな言葉もある。






「さまざまな人生の岐路に立った時、


 人の言葉ではなく、

 いつか見た風景に励まされたり

 勇気を与えられたりする事がきっとあるような気がする。」と。






「人はいつも無意識のうちに、

 自分の心を通して風景を見る。

 オーロラの光が語りかけてくるものは、

 それを見つめる者の、


 内なる心の風景の中にあるのだろう。」







 私も一度帰ろう、あの場所へ。


 今だったんだ。


 そこへ戻って、少し草原に寝転んで空を見上げながら少し休んで、

 そしてまた新たな光をさがす旅に出発しよう。



 次の旅はどんな旅になるか分からないけど、

 きっとさまざまな旅があるんだろう。


 その旅の長さもいつもばらばらで。



 でも、いつも戻る場所がある。




 一周りしたら、 いつも同じ場所へ帰るんだ。
 








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新たな旅では、この旅で感じた事を作品にしよう。

感謝した、心から。

人の優しさと、人との繋がりに。

本当に本当に、心から。




今、あの場所へ戻る最後の上り坂。

今回の旅は、ここで終わらせる。

その為にも、最後に、

この坂を上りきらなきゃ、帰れない。




苦しいけど、最後、力を振り絞ってがんばろう。

あとちょっとだから。

いろんな坂があったけど、

最後のこの上り坂が一番苦しいのかもしれない。

でも、大丈夫だ。



だって、坂の上で、待っててくれる人がいる。


どんなに辛く、悲しい想いをさせてしまっただろうか


でもずっと待っててくれた


ありがとう


もう少しだから、もうちょっとそこで待っててね



そしてたくさんの人の優しさと支えが、あると知った

ありがたかった 本当に心から感謝した

仕事先の人達、温かく、今の自分を受け入れてくれた

この坂を上りきって、少し休んで気持ちを整理したら、

また会いにいくんだ






桜の木のしたで、空を見ながら

次の旅のことを考えよう ゆっくりと。

ほんの少し、そこでゆっくり過ごそう


次の自分へ向けて

絵本も描こう

もっともっと本も読もう

ずーっとやりたかったこと、1年がかりの企画のこと

その他のこともゆっくり考えるんだ



そしてもっと大きく動くんだ

だってこの空はどこまでも繋がってる

海を越えた遠い異国の国までだって、この空は繋がってるから

何もこわくない


もっともっと大きくステップを踏み出そう


だからちょっとだけその前の準備の時間を過ごそう





まずは長かったこの坂を上ろう

でももうあとちょっとなんだ

今までずっと、待っててくれてありがとう

もう上れるょ大丈夫


あとちょっと待っててね





起こること全ての意図は、見えない糸で繋がっていて、

その糸はある時突然見えるんだ

意図の糸は必ず繋がっている



その糸は想い描く光へ続いているんだょ













「きっと、人はいつも、
 
 それぞれの光を捜し求める長い旅の途中なのだ」





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 一周りした  帰ろう
by kasumi231art | 2010-03-12 12:37 | 日々のこと。
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